運動によるダイエット効果を最大限に引き出すなら

今よりもスリムになりたい、痩せて綺麗な体を手に入れたいと願う人は多く、日本人の実に約8割がそう思っているというデータもある程です。しかし、なかなか簡単には痩せられないというのもまた事実です。
ダイエットのためには摂取するエネルギーを少なくすることと、体を動かして脂肪を燃焼させることが大事です。バランスの良い食事を心がけながら、脂質や糖質の摂りすぎに気をつけるのは日々意識すれば可能ですが、体を動かすとなると重い腰が上がらない、すぐに断念してしまい長続きしない、という人が多いようです。
体に溜まった無駄な脂肪を燃やすには、有酸素運動が最適です。歩いたり軽いジョギングをしたり、スイミングや自転車漕ぎなど何でも構いません。近所を歩くという方法が最もお手軽で、実際にウォーキングをしている人をよく見かけます。まとまった時間を取ることが難しい人には、隙間時間を見つけて少しでも動くことをおすすめします。ある程度の時間連続で行わないと有酸素運動は効果が無いと勘違いしている人がいますが、それは一昔前の理屈です。5分でも10分でも、体を動かせば脂肪は燃えます。概ね20分以上連続して行えば、脂肪燃焼の効率が上がるというだけで、それ以下でもダイエット効果は十分あることを知ってください。通勤で一駅分歩いてみたり、エレベーターを使っていたところで階段を上ることを意識してみたり、何気無い努力の積み重ねが結果を大きく左右します。
さらに効果的なダイエットをしたい人におすすめなのが無酸素運動です。有酸素運動と無酸素運動を組み合わせて行うことで、有酸素運動のみを行う場合よりも高いダイエット効果を得られることがわかってきました。筋肉をつけて痩せるというのはイメージしにくいかもしれませんが、そこにはきちんと理由があります。無酸素運動とは、筋トレに代表される長時間継続してできないような高負荷の運動を指します。なぜ筋トレをすることでダイエット効果が上がるのでしょう。
人間は、意識的に体を動かしていなくても、ただ生きているだけでエネルギーを消費しています。これを基礎代謝と呼び、寝ている時でもエネルギーは使われています。この基礎代謝は個人差が大きく、良い人もいればそうでない人もいます。基礎代謝が高ければ、特に意識していない時でも使うエネルギーを増やすことができます。そして、この基礎代謝を上げる鍵が、筋肉量です。体の筋肉の量が多ければ、同じ動きをするにも多くのエネルギーを使います。筋トレによって筋肉量を増やせば、使うエネルギーもそれに比例して増えるという理屈です。
筋トレがダイエットに有効というのはこのような意味です。積極的に筋トレを取り入れ、筋肉の量を増やすことで、太りにくく痩せやすい体を作ることができるのです。
などは筋トレに関して抵抗を感じる人も少なくありません。痩せたいだけで別にムキムキになりたいわけではないというのがその理由ですが、家庭で行うような筋トレではそんな簡単にムキムキにはなりません。どちらかというと、普段使わない筋肉を刺激し、呼び起こすようなイメージです。それだけでも基礎代謝を上げるには十分効果が期待できます。
ダイエットのための筋トレと言うと腹筋や、周りからよく見られる腕の筋肉などが思い浮かびます。もちろんこれらも大事ですが、これらの筋肉は薄く、細い部類に入ります。基礎代謝を上げるという狙いで行うなら、もっと太く、大きい筋肉がおすすめです。例えば、太ももの筋肉や背筋などがそれにあたります。ジムに通うのも良いですが、うつ伏せに寝て状態を反らす運動やスクワットなら、家庭で、自重を使ってできるのでお金も時間もかからず、気軽に、今日からでも始められます。
せっかくダイエットをするなら、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせることで、その効果を最大限に引き出してください。